なんだか昔のことを思い出したくなって過去の写真を見ていた。SNSをやらなくなってしまったので、日常の写真はカメラロールやアルバムの中で死蔵されていることがほとんど。特に意味があるわけではないけれど、なにか特定のテーマで写真をピックしてみたら楽しいかなと思いついてやってみる。今回は「お茶」というテーマでかつてのおいしかった一席を羅列してみた。

- 「銀座ウエスト」のプリン。ケーキも焼菓子も何を食べても上品でおいしいお店。白いテーブルクロスに銀食器で背筋が伸びる。

- 長野・霧ヶ峰の「ころぼっくるひゅって」にて。サイフォンで淹れたコーヒーとおいしいいちごジャムトーストのセット。あたたかみのあるいい小屋だった。

- 名古屋・錦の「珈琲にしき」。豆菓子がついてくるのが昔ながらでいい。店名入りのカップの味もいい。

- 名古屋「喫茶ボンボン」。たぶんストロベリーパイ。ボンボンがあるのでこの地で生きていけているみたいなところある。

- 名古屋「コンパル本店」。これはおそらくモーニングのハムエッグサンド。コンパルのサンドイッチは無限においしくていくらでも食べられてしまう。

- いつかのミスド。フレンチクルーラーと限定のチョコ系のなにか。こういうのが気楽で好き。

- 東京・大宮八幡宮のへそ福餅。境内にお茶が飲める場所がありそこで頂いた記憶。緑茶とお餅が合う。好きな神社。

- いつかの朝食。たしか軽井沢の浅野屋のブルーベリーパン。いちごがあるので春だと思う。

- すごく昔に行ったスコーン屋さん(だったと思う)。にっこり。

- 名古屋「サンタマリアノヴェッラ・ティサネリア」。世界最古の薬局のものすごくいい香りのハーブティーがなぜか名古屋で頂ける。また行きたい。

- 豊橋「鈴木珈琲店」のモーニングセット。トーストにジャムとフルーツジュース、珈琲という組み合わせ。クラシカルな店内が魅力的だった。

- 京都「ぎおん石喫茶室」のレモンゼリー。美しいビジュアルに酸味のきいた味がとてもおいしかった。室内の雰囲気も独特で印象に残るお店。
こうして写真を見ていると、その時々の雰囲気だとか、誰かと一緒にした会話だとか、そんなことが断片的に思い出される。我々いつもいつでも一息つきながらやってきたなとも。将来のことを考えると暗澹たる気持ちにしかならなくて、不安は完全にはなくならないのだけれども、やっぱり明日からもお茶を淹れ、飲み、息を吐き、そんなことを繰り返していつか来る別れの日まで生きていくのだと思う。